KYOTO Next Award

株式会社虫秘茶

代表取締役 丸岡 毅

株式会社虫秘茶

事業名

蛾の幼虫のフンのお茶(虫秘茶)で、生態系の価値を引き出す

事業概要

応募者である丸岡毅は京都大学の博士課程に在籍し、化学と生態学を専門としている。
昆虫の研究の傍らで、葉を食べた蛾の幼虫のフンが華やかな香りの「お茶」となることを発見し、「虫秘茶」と命名。
これまで京都府内はじめ様々な地域の植物を幼虫に食べさせ「虫秘茶」として活用。
国内外のミシュラン星付きレストランとも取引を継続。
2024年にはフンを原料とした蒸留酒を開発し発売。虫秘茶は、昆虫を介した植物の新たな表現である。

事業の特徴やPRポイント

虫秘茶は、葉を食べた蛾の幼虫のフンをそのまま茶葉として使用した茶で、華やかな香りと独特の発酵感を持つ。
その香りや味は、掛け合わせる植物と虫の種類により劇的に変化し、例えばサクラの虫秘茶は桜餅のような香りと発酵茶特有の風味がある。
植物と昆虫の掛け合わせによるフンの風味の違いに着目し、純粋な嗜好品として確立した例は世界初である。
ゆえに置き換えの利かない立場にあり、世界的なレストランとも直接の取引を継続している。
地域に特徴的かつ未利用な植物を虫秘茶として活用し、地方の魅力を発信している。
また当社代表は京都大学大学院で分析化学を専門とし、虫秘茶の化学分析を独自に進められる点にも独自の強みがある。

https://chuhicha.com/

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