KYOTO Next Award 2025 審査委員特別賞
株式会社虫秘茶

< 事業概要 >
京都大学発のスタートアップ企業である同社は、蛾の幼虫が植物の葉を食べた後に排出する糞を原料とした、世界でも類を見ない発酵茶の研究・製造・販売に取り組んでいる。
虫と植物の自然な営みから生まれる独自の香りと味わいは、ミシュラン星付きレストランでも採用されるなど高い評価を得ており、「大学のまち京都」の学術的土壌と感性を背景に、新たな食文化を提案している。
さらに、中山間地域の農家に幼虫の育成と糞の回収を提案することで、耕作放棄地の解消と適切な農地管理、新たな収益源の確保による地域活性化にも取り組んでいる。
< 選定理由とこれからの期待 >
蛾の幼虫の糞を原料としたお茶という他に類を見ないコンセプトは、豊かな食文化が息づく京都において、全く新しい食のブランドを生み出す可能性を秘めている。
「大学のまち京都」「京の食文化」を代表するようなユニークな食品として、京都から世界へ、さらなる飛躍を期待したい。