KYOTO Next Award

Interview

KYOTO Next Award 2023 優秀賞

一般社団法人アーツシード京都

< 事業概要 >

これまで京都は優れた舞台芸術家(演出家や役者等)を生み出してきたが、 2015~17年にかけて京都市内の有力小劇場5軒が相次いで閉館したことを危機と捉え、新たな劇場建設プロジェクトを立案。のべ1,000人を超える個人や企業からの寄付・支援を獲得し、2019年に、京都市立芸術大学からもほど近い東九条地域に、劇場とコワーキングスペース、カフェを併設した複合文化施設をオープンした。
同劇場では、演劇やダンスなどの主催事業や貸館公演のほか、社会人向けプログラム、大学との共同研究、まちづくり活動、若手人材育成、他館との交流・支援など多様な事業を展開し、年間1万人近くが来客。舞台芸術を中心とした京都の文化・芸術の発信に尽力している。

(制作:株式会社ennn)

< 選定理由とこれからの期待 >

割安な貸館料金により京都の小劇団を育成するとともに、市民や企業、行政まで巻き込みながら多様な事業とキャッシュポイントを作ることで、小劇場の維持・運営と小劇場文化の継承・発展に挑んでいる。京都の小劇場文化を継承・定着させ、世界に向けた新たな京都ブランドとして育ててもらいたい。

 

https://askyoto.or.jp/

受賞とその後の支援を振り返って

表彰式や京商イブニングピッチでの連携・協業先の開拓、劇場への寄付や支援を募るための外部専門家によるコンサルティング等、多くの支援をいただき、受賞前は想定していなかった企業経営者やビジネスパーソンの方々と交流することができました。今回のご縁を大切にしながら、これからも芸術とビジネスのコラボレーションを加速させ、京都から新たな価値を生み出していきたいと思います。

応援者コメント

KYOTO Next Awardの表彰式でご縁をいただき、夜間特別イベント「太秦江戸酒場」の野外パフォーマンスの演出をお願いしました。俳優の力を引き出し、魂揺さぶる台詞回しや、家屋セットの2階を活かした多面的な空間構成等、重厚な演出に圧倒されました。海外では「オーセンティック」が注目ワードと聞きます。ジャンルや国境の壁を超えた京都の新しいブランドとしてのますますのご活躍を期待しています。

東映太秦映画村 洲崎哲嘉さん

太秦江戸酒場のパフォーマンス

アートがあるところに人は集まり、文化的な時間を共有することで、交流が始まる。コミュニティづくりにアートは大きな力を持っています。同社は「アーティストの減少」という社会課題を解決するために、創作発表の場や機会を提供する等の創造活動支援に力を入れておられ、そこから生まれた多様な芸術作品が文化・芸術の街である京都を支えています。今後ともアーツシード京都さんのさらなる発展を心よりお祈り申し上げます。

コミュニティ・バンク京信 榊󠄀田 隆之さん

周年記念シンポジウムに登壇する
京信・廣瀬理事(中央)