KYOTO Next Award

Interview

KYOTO Next Award 2023 最優秀賞

株式会社RE-SOCIAL

< 事業概要 >

大学在学中、獣害駆除された野生生物が大量廃棄されている現場を目の当たりにし、獣害被害解決のために起業を決意。
2020年10月「京都鹿肉専門やまとある工房」を開業し、食肉処理業・販売業・食肉製品製造業免許を取得。2023年には京都市南区に直営店もオープンした。
笠置町内の猟師と提携し、野生鹿を捕獲から搬送、処理、販売まで一貫して行うことで鮮度を保持し、おいしい食肉の提供を実現している。
また、鹿は体重の20~30%しか食肉として利用できないことから、内臓や骨、レザーにも着目し、ペットフード事業とレザー事業も開始した。

(制作:株式会社ennn)

< 選定理由とこれからの期待 >

劣化しやすい鹿肉の鮮度を保持するための技術や製法、全ての部位を有効活用する商品・事業戦略などにより、事業化の難しいジビエ市場で着実に売上を伸ばし、獣害被害の解決に貢献している。自然に感謝し共生してきた日本古来の文化のアップデートと、新たな地域ブランド創造に期待したい。

 

https://www.resocial-kasagi.com/

受賞とその後の支援を振り返って

受賞後、外部専門家のアドバイスやさまざまな支援により、ブランディングや成長戦略、ECでの販路拡大についてフォローいただき、これまで自社だけでは手が届かなかったところに着手できました。今後は、この取り組みを拡大していくとともに、弊社のミッションである「獣害対策として捕らえられた鹿の100%有効活用」を全国に拡大することを目標にしながら、まずは京都で精進したいと思っています。

応援者コメント

当店は京都の食材をメインに「京イタリアン」を提供しています。RE-SOCIALさんの新鮮で臭みがなく柔らかい鹿肉は、前菜・パスタ・メインディッシュ等、どの料理でも主役になります。初めて鹿肉を食べた方、鹿肉が苦手な方まで「本当においしかった」「一番おいしかったのは鹿の料理」と感想をいただきます。企業理念や彼らの人柄、熱意を料理人として心から尊敬しており、今後も鹿肉料理の提供を通してRE-SOCIALさんの素晴らしさを伝えていきたいです。

GOOD NATURE STATION ERUTAN Restaurant/Bar 料理長 中林 身江さん

相楽郡鹿肉の
ローストブルーベリーソース

京都ハンナリーズでは、府内各地で環境保全活動や社会課題解決のサポートに取り組む「NEKONOTE PROJECT」を進めています。その中でRE-SOCIALさんと出会い「ジビエの消費拡大による獣害被害の解決」という理念に共感するとともに、「鹿肉のおいしさ」をより多くの方に知っていただきたい思い、試合会場で「燻製鹿肉ジャーキー」の販売を開始しました。ビールのおつまみとして多くのお客様にご利用いただいています。

京都ハンナリーズ 髙橋 弦さん

試合会場での
鹿肉ジャーキーの販売